フェアトレード運動60年の歴史
世界のフェアトレード運動はいつ誕生しどのような形で広がりをみせたのでしょうか。下表は、フェアトレード運動60年間の主な出来事をまとめたものです。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1946年 | アメリカのテン・サウザンド・ビレッジ(元セルフ・ヘルプ・クラフト)がプエルトリコから刺繍製品の購入を始める。 |
| 1950年代 | イギリスのオックスファムGBが、中国の難民が作った手工芸品の販売を始める。 |
| 1958年 | 「フェアトレード」ショップ第1号店がアメリカで開店する。 |
| 1964年 | オックスファムGBが貿易会社"Oxfam Trading"を設立。 |
| 1967年 | オランダの輸入団体"Fair Trade Organisatie"が設立される。 |
| 1969年 | 「ワールドショップ」第1号店がオランダで開店する。 |
| 1960年代 | Machakos District Co-operative Union、PEKERTI(インドネシア)、MINKA(ペルー)など、途上国でもフェアトレード団体が設立される。 |
| 1973年 | オランダの Fair Trade Organisatieによって、グアテマラの小規模生産者組合より世界で初めて「フェア」にトレードされたコーヒー豆が輸入され、フェアトレード運動が、手工芸品だけではなく食料品にも広がる。 |
| 1980年代 | オランダの教会が母体のNGOによって、フェアトレードラベルが考案される。 |
| 1987年 | 11のフェアトレード輸入業者をメンバーとするヨーロッパ・フェアトレード協会(EFTA)が設立される。 |
| 1988年 | オランダで「マックスハベラー」ラベルが開始される。1年間で、ラベル付きコーヒーの市場シェアが約3%に到達。類似のラベル運動がドイツ(トランスフェア)、イギリス(フェアトレード財団)、米国などに広まる。 |
| 1989年 | 国際フェアトレード連盟(IFAT)が設立。世界61カ国の270のフェアトレード団体が加盟。 |
| 1994年 | ヨーロッパ・ワールドショップ・ネットワーク(NEWS!)が設立される。 |
| 1994年 | フェアトレード連盟(FTF)がワシントンDCで設立される。 |
| 1997年 | 国際フェアトレードラベル機構(FLO)が設立される。 |
| 1998年 | FLO、IFAT、NEWS!、EFTAがそれぞれの頭文字をとって、FINEという非公式なネットワークを形成する。WTOの閣僚会議にフェアトレード運動から代表を派遣(1999年シアトル、2001年ドーハ、2003年カンクン、2005年香港)。 |
| 2001年 | FINEが統一的なフェアトレードの定義に合意。 |
| 2001年 | 国際フェアトレード連盟(IFAT)の地域組織としてアジア・フェアトレード・フォーラム(AFTF)が設立。それ以降、アフリカとラテンアメリカでも生産者地域ネットワークが形成される。 |
| 2004年 | ムンバイで開かれた世界社会フォーラムでIFATがフェアトレード団体マークを発表。 |
| 2004年 | FINEがブリュッセルに合同フェアトレード・アドボカシー・オフィスを設立。 |
| 2005年 | 既存のフェアトレード基準、定義、手続きの調和・改善プロジェクト:品質管理制度(Quality Management System)が開始される。 |
出所:Business Unusual , Published by FLO, IFAT,NEWS! and EFTA, October 2006
