フェアトレード認証の仕組み
フェアトレード認証製品が販売されるまでには、どのような組織が関わっているのでしょうか。図1は認証が必要な組織と一連のフェアトレード認証・ライセンスの仕組みを示したものです。

図1 フェアトレード認証製品のしくみ
認証または登録が必要な組織
■生産者
原産国にて、フェアトレード認証製品(の原料)を生産する組織
■現地加工組織
原産国でフェアトレード認証製品(の原料)を加工する組織
■輸出組織
原産国からフェアトレード認証製品(の原料)を輸出する組織
■輸入組織
原産国よりフェアトレード認証製品(の原料)を輸入する組織
■製造組織
原産国以外で、フェアトレード認証製品を加工・製造する組織
■卸組織
(消費者向け最終製品ではなく業務用など)未完成フェアトレード認証製品を加工せずに売買する組織
■ライセンシー
Labelling Initiatives(FLOに加盟している各国ラベル機関)により、フェアトレード認証製品に認証ラベルを使用する事を許可された組織(注1)
■ 小規模ライセンシー
ライセンシーのうち特定の条件を満たす組織。詳細は「ライセンシー登録」を参照ください。
上記組織を総称して、オペレーターと呼びます。オペレーターは認証・登録機関に定期的に報告をし、認証・登録機関による監査を受ける義務があります。生産者、現地加工組織、輸出組織の認証・登録機関はFLO-CERTです。輸入組織、製造組織、卸組織は条件によって、認証・登録機関が異なります(「輸入組織、製造組織、卸組織の登録」を参照)。ライセンシー、小規模ライセンシーはFLJとライセンス契約を結び、FLJによる登録が必要となります(第3項を参照)。
一方、フェアトレード認証製品を完成させる過程で、フェアトレード認証製品の売買行為を行わない(製品の所有権を保持しない)組織は認証または登録を受ける必要はありません。例として以下の組織が挙げられます。
認証または登録が必要ではない組織
■委託組織(注2)
■輸送会社
■保管代行組織(注2)
■消費国においてフェアトレード認証完成製品を売買する問屋・小売組織
(注1)通常、消費者向け最終製品のブランドオーナーを指します。切り花、バナナなどの生鮮品、ワイン、サッカーボールなど原産国にて生産者がラベルを貼付する製品は、ライセンシーの定義が異なります。詳細はR-003ライセンス規定を参照下さい。
(注2)委託主が必要な手続きを取る必要があります
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