■カールシュタット(百貨店)における「フェアトレード週間」
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11月21日から12月3日の間、生活用品全般を取り扱う百貨店カールシュタット(Karstadt)の一部商品においてフェアトレード商品が展開された。Wiesbadenを訪れた環境開発大臣は意識ある購買の重要性について強調。「フェアトレード製品の消費者は、その行動が発展途上国の直接的な援助につながるということを実感することでしょう。例えばその生産者は子供をあくせく働かせるのではなく、学校へ通わせることができるのです。」
特別スペースの開設、イベント開催の広告パンフ配布、ゲームや試食を通して、この期間中フェアトレードがより身近なかたちで消費者へ紹介される。「フェアトレード製品は質を提供するとともに、南半球の国々の生産者にとってより良い生活と仕事環境を可能にするものでもあります。それゆえ当社にとって、これらは当社の生活用品の商品展開における一部門として自明のものとなっています」とカールシュタット環境保全部長は話す。同社は1993年よりフェアトレードを積極的に導入、現在では様々な種類のコーヒーや紅茶をはじめ、チョコレート、はちみつ、オレンジジュースなど40種以上のフェアトレード製品を提供している。さらに2005年3月からは、同社スポーツ用品専門店;カールシュタットスポーツ店、約30店舗においてもフェアトレードラベルが表示されたサッカーボールを販売している。
ドイツのフェアトレードラベル団体トランスフェアージャーマニー代表はこの契約を歓迎し、次のように挨拶した。「ますます多くの人が製品の背景や成り立ちに関心を持ち、社会的責任に則った購買活動を望むようになってきています。それゆえ幅広い商品展開が不可欠なのです」
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■ドイツの学生援護事業体がフェアトレードの表彰を受ける!
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Siegen、03,11,2005
NRW(ノルドライン・ヴェストファーレン州)学生援護事業団体:Siegen地区がコーヒー小売部門でフェアトレードの表彰を受けた。
学生援護事業団体(Siegen)がこのほど「フェアトレードを実施する学生援護事業団体」として表彰を受けた。取り扱うすべてのコーヒーを、フェアトレード商品であることを示す「TRANSFAIR」の表示がなされたJ.J.DARBOVEN社の商品とすることを決めた同州最初の学生援護事業団体になる。
約1万2500人の学生と1600人の職員を擁するSiegen大学の昨年のコーヒー消費量はおよそ3.5トン、25万杯(大型カップにて)にのぼる。そのうちの60%は「普通の」コーヒー、残りの40%はラテ・マキアート、カプチーノ、カフェ・オ・レといった「特殊」コーヒーとなっており、この消費すべてをフェアトレード商品へ転換することで、ラテンアメリカで生活を営む数千の小規模コーヒー農家の持続・安定的かつ好条件の収入と、生活環境の改善に貢献することになる。同企画の共同座長を務めるSiegen大学学生とその学生援護団体職員は、同団体が関与する学内すべての飲食業者取引において「TRANSFAIR」ラベルのコーヒーを扱ことになったことに喜びを示している。「多くの学生が、まずはここでフェアトレードにふれ、そして私たちの豊かな生活のために、遠く離れた国で汗を流している人々がどのような生活を送っているのかということについて考えることになる。フェアトレードの一先例として私たちの学生援護事業団体が貢献できて光栄です」。
今回の「プロモーションツアー」は今月1ヵ月かけてNRW州8つの大学において順次実施される。なお、Siegenには果実部門で最も重要性の高い「TRANSFAIR」認可を取得した企業のうちのひとつ、Hameico
Fruchthandel GmbHが本拠地を構えており、認可商品であるバナナのロジスティックスの重要拠点となっている。同地域の主要企業として認知されており、同社でアルバイトなどを経験するSiegen大学の学生も少なくない。
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■Biofachフェアトレード集会にドイツ人大臣出席
フェアトレードなくして持続的消費活動なし
ここ3年連続、FLOは、2月14日から17日までの3日間、ドイツのニュールンベルグで開催された世界で最大規模の有機生産物貿易フェアーBiofachに出店をした。ドイツの消費者保護兼農業大臣であるRenate Kunastがこのフェアーの開催の辞を述べた。大臣は、フェアトレードは持続的消費活動の集約であると述べた。
2年前、狂牛病などの食のスキャンダルに見舞われ、前ドイツ農相は辞任し、Kunast氏が農相を引き継いだわけだが、Kunast氏は、就任するや否や、省の名前を変更し、これまでの農業重視から消費者保護の政策に転換した。彼女の大胆な政策の下、“持続的消費”という概念が生まれ、生産者にとっても、環境や消費者にとっても持続的である政策が打ち出された。
BiofachにてFLOの出店先に現れたKunast大臣にFLOのマネージンング・ディレクターであるLuuk Zonneveld氏は、有機栽培こそが環境に対する持続的生産を可能にすることを社会に認知させたように、フェアトレードこそが世界で不利な条件を強いられている生産者に先進国市場への道を開き、社会的持続性のある生産を可能にする方法であると述べた。
大臣はフェアトレードを将来、ドイツ政府の政策に組み入れると宣言し、大臣が推進している“持続性のある消費活動”という概念と一致するとの感想を述べた。Zonneveld氏は有機栽培生産物推進の運動と比較した場合、フェアトレードは、既に存在している各国のフェアトレードラベルに取って代わり、1つの世界基準を確立しており、1つのフェアトレード認定書システムにより運営されていると述べた。大臣は、FLOが大臣と一丸となって産業や消費者に対して、より魅力的なフェアトレード製品開発のための具合的な手案を模索しようともちかけた。
BiofachフェアーではFLOの出店先では生産者と貿易業者、そして小売業者が頻繁に会合の機会を持った。環境に配慮する者にとって、有機栽培は重要なテーマであるが、FLOの挑戦は、製品を作り出す人々にも配慮することである。有機栽培は、環境に配慮するだけでなく、フェアトレードに基づくものでなければならない。この考え方は、このフェアーでFLOが打ち出したテーマである。150人の参加者を前に、イギリスのフェアトレード財団のIran Bretman氏は、有機フェアトレード生産物はイギリス小売市場で人気商品の1つとして扱われていると述べた。一方、エクアドルのバナナ生産者であるJorge Rammirez氏は、有機でありフェアトレード生産物であることを証明する生産者コストの削減を求めた。急成長を遂げているフランスのAlterEco社のTristan Lecomte氏は、消費者にとっても、環境にとっても、また、小規模生産者にとっても利益のある有機フェアトレード商品の市場の潜在力の大きさについて言及した。
FLOのBiofachフェアー参加により、フェアトレードが有機栽培生産物との協力姿勢を明確に打ち出し、有機栽培生産者や貿易業者や小売業者にフェアトレードと有機栽培の組み合わせこそ、すべての問題を解決できカギであることを確信させた。
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