2010年6月29日 国際フェアトレード基準が2011年より改定予定
2010年6月15日FLOは、生産者により大きな恩恵をもたらす事ができるよう、国際フェアトレード基準を改定するためのコンサルテーションを開始しました。
新しい国際フェアトレード基準の枠組みを構築する事は、FLOが生産者、労働者、トレーダーのニーズを最も満足させる活動を行うことによって、フェアトレードのインパクトを強化し、世界に広げ、浸透させるためのFLO総合的戦略の一つです。
今回の新しい枠組みは既存の基準を基盤として作成されますが、生産者の社会組織と自己決定の強化を促す事を目的としています。つまり、国際フェアトレード基準に特有な特徴を強化する事と、フェアトレードシステムをより効率的に機能させるための基盤を確立させる事を目指しています。
国際フェアトレード基準改定のためのプロジェクトは、2010年1月に開始され2010年12月の最終決定を目指しています。新しい国際フェアトレード基準は、2011以降FLO-CERTによる監査および認証に適用される予定です。
現在のフェアトレードの基準は、包括的基準(Generic Standards)と、産品毎に特有な基準をまとめた産品基準(Product Standards)からなっています。さらに、これらの基準は、小規模生産者とプランテーションタイプの生産者と、別々に定められています。
またトレーダーにも、括的基準と産品に特有なトレード基準が定められています。
新しい基準ではこの従来の枠組み変え、「生産」、「トレード」、「ビジネス&発展」を三つの柱とした、生産者とトレーダーのための基準を新たに作成することになります。
「ビジネス&発展」基準は、他のラベルやシステムが基準に定めていない、フェアトレードに特有のもので、組織設立の義務化、フェアトレード最低価格、プレミアム等の内容を定めています。今回の改定では新たに、生産者やトレーダーが各々の発展計画やニーズに従って選択できる開発活動のテンプレートが盛り込まれる予定です。このテンプレートは、どのように生産者やトレーダーが、自らによって、自らのために計画されたインパクトが生み出せるようにするのか、という構想を定めています。
FLOリリース文はこちら:
http://www.fairtrade.net/single_view1.html?&tx_ttnews[tt_news]=139&cHash=fb8323bcd1
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